20代で転職する人はどれくらいいる?
20代はまだまだ自分が何をしたいのか、どのような働き方をしたいのかといったことが定まっていないことが多いです。そのため自分の理想の仕事を求めて転職を希望していたり、現在の仕事に不安を覚える人も多くいます。しかし転職をしたいと考えていてもなかなか20代という若さがネックになってしまい、転職活動に踏み切れないという人もいます。そこで20代で転職をする人の割合について紹介します。
20代の3割以上が転職経験者
某大手転職サイトのデータでは25歳から29歳の転職経験者は35%という結果が出ており、3人に1人は転職を経験していることがわかっています。このような結果からも20代の転職は決して稀ではなく、むしろ一般的であることが理解できると思います。このデータだけではなく、他のメディアも同様におおよそ30%から40%の割合で推移しているので、20代の転職経験者は35%程度と考えてほぼ間違いありません。
新卒3年以内の離職率
20代の3割以上が転職経験者であり、某大手転職サイトのデータより25歳から29歳の転職経験者は35%という結果が出ていることがわかりました。では新卒の離職率に関して紹介していきます。新卒離職率は約30%と言われており、22歳で大学を卒業したと仮定する場合には、30%の人が25歳を迎えるまでに新卒で就職した会社を辞める結果になります。そして再就職をするために転職活動を20代の前半から中頃には経験している人が少なくありません。
20代の転職に迷う
20代だと、自分がどのような働き方をしたいのかと考えてもなかなか答えは出ません。自分が理想としている働き方を実際にしてみても、想像と違うといったことも多く出てきます。まだまだ経験が少ない時代でもありますので、転職すべきかどうかという結論を出すことは難しいかもしれません。
しかし、転職をしたいと考えているが若さが不安になってしまうという人は、20代で転職をしている人は約40%近くもいるということを理解してください。転職をしたいと考えているのは自分だけではなく、実際に40%ほどの人たちが行っていることですので一般的なことです。そのため転職をしたいと考えているにもかかわらずなかなか転職への一歩が踏み出せないという人は、周りに似たような境遇の人がたくさんいて、自分のような人は少ないわけではないということを考えると気持ちが楽になると思います。多くの社会人の先輩たちが同様に迷い、決断をしてきたことですので自分の転職をしたいという気持ちと正直に向き合って今後を決めましょう。